アメリカ留学はお金がかかるから諦めるしかない?
LEO
カリフォルニア州立大学サンマルコス校(米国)
ビジネス
2023年度留学開始
アメリカ留学はお金がかかるから諦めるしかない?
そんな悩みを抱えているあなた――まだ諦めるのは早い!
“Resident Advisor(RA)”という言葉を聞いたことはありますか?
RAとは、大学の寮で学生たちの生活をサポートするリーダー的な学生スタッフのこと。相談に乗ったり、イベントを企画してコミュニティを作ったり、当番制で寮内を見回って安全を守るなど、寮で暮らす仲間を支える大切な役割を担っています。

私自身、カリフォルニア州の大学に通っていて、正直なところ学費に加え生活費も大きな負担でした。そんなときに出会ったのが、このRAのポジション。
これは学生ビザでも働ける学内の仕事で、なんと寮費が無料、食費も一部カバーしてもらえる、まさに金銭面で不安を抱える学生の“救世主”のような制度です。ただし、RAの応募は多くの場合、入学後に一定の成績や条件を満たした学生が対象。留学前に応募できる制度ではないものの、入学後の生活をサポートする強力なオプションとして知っておいて損はありません。

私がRAとして最もやりがいを感じているのは、毎月のイベント企画と掲示板の作成です。月毎に割り当てられた予算を使い、自分の視点やアイデアを活かしたイベントを開催します。私はこれまで、日本文化に焦点を当てたイベントや、お金の管理・投資への理解を深めるワークショップ、フェアトレードをテーマにしたディスカッション、さらには救命処置に関する実践的なイベントなど、多様なテーマで企画をしてきました。

また、RAそれぞれが担当する寮内掲示板では、学生が楽しく学べて、モチベーションが上がるような情報を発信しています。私は毎月「見た人が元気になる掲示板」を目指し、自分のクリエイティビティを全開にして制作しています。

もし「お金の問題で留学を諦めようとしている」なら、RAのポジションがある大学を探してみるのも一つの選択肢だと思います。私のRAとしてのリアルな日常や挑戦をもっと知りたい方は、続編のDiary『RAとして過ごす日々――夢が動き出す瞬間』もぜひ読んでみてくださいね!
2025.04